自主防災講座<防火防災訓練・消防車見学会・第2回安否確認訓練>2022年2月20日(日)

時間:13時~14時55分 場所:東久留米消防署新川出張所・新川町内
参加者:消防署での訓練 33名・安否確認訓練 23名

心配だった天気も朝方には雨も止み、予定通り訓練を行うことが出来ました。
13時から新川町自治会 西川会長・消防署新川出張所 瑞慶山(ずけやま)隊長・東久留米市役所防災防犯課 井上主査の挨拶から始まりました。

初期消火訓練の最初は模擬消火器を利用して参加者が実地訓練を行いました。
火事を見つけたら、「火事だぁ〜」と周りの人に大きな声で知らせ、消防署への連絡を促します。
消火器を持って3〜6m程度に安全を確保した場所へ近寄り
ピンポンパンの所作 ①ピン:消火器の栓を抜く ②ポン:ホースを取り出す ③パン:グリップを握る
火元の手前を狙って水をかけます。実際にやってみると思ったようになかなか出来ません。

続いては消火栓にスタンドパイプを設置してからホースによる放水訓練です。
準備は消防署の隊員の方が手際よく行って下さいました。

消火器とは違い水圧が強くなかなか難しそうです。


常日頃から消火器や消火栓がどこにあるかを調べておくのも大切な訓練です。
また実際に火事を消火した場合、火が消えても消防署へ電話をしてほしいと隊長のお話がありました。
実地訓練の次は消防車見学を行いました。
いざという時のためにバックアップの車両も日頃から整備をし準備をしているとお聞きしました。

13時30分から車庫内の消防車を見学し隊長へいろいろな質問が飛び交いました。
通報を受けたら1分以内に消火活動へ向かうようです。また消防隊員の着ている服は300度の熱に耐えられる素材で
7〜8Kg程の重さがあるそうです。また酸素の詰まった空気呼吸器は10Kg以上あり約25分間活動できると説明をして頂きました。
消防車は7人まで乗れるが基本5人で出動し、価格は約3500万円との事。

13時50分から第2回安否確認訓練を行いました。
班ごとに見廻りグループを5つに分けて見廻範囲やトランシーバーの使い方、持ち物の確認。

14時過ぎに確認が済んだら班ごとに見廻りへ
お宅によっては安否確認ボードがくるくる回転をしないように工夫をされていたりと見やすい位置へ表示をしていただきました。
2回目の今回は確認した印として赤いシールを貼りました。


安否確認
◆黄表示(無事です):「ありがとうございます」の付箋と確認済シールを貼付。
◆赤表示(救助必要):ピンポンを鳴らし無事を確認した。
◆掲示なし:ピンポンを鳴らし訓練を実施している事をお知らせし、無事を確認した。今回は留守宅の対応はしなかった。

安否確認ボードの掲示を127世帯中100件の確認ができました。割合として78.7%になります。
ご協力いただきました皆様ありがとうございます。巡回する時間前にボードを引上げた方もいらしたようです。
次回は巡回時間を分かりやすくお知らせいたします。訓練を行い改善点を確認し掲示率を高めていきたいと思います。

訓練前日も町内で消防の出動がありました、常日頃から私たちの安全を見守っていてくださる消防隊の皆様の貴重なお時間をいただき実地訓練を行うことが出来ました。
コロナ禍で実地訓練の機会が減っているようです、火事や災害はコロナであってもなくてもいつやって来るかわかりません。
今回参加できなかった方も次回はご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
また今回寒い中参加いただきました皆様、消防、市役所の関係者のご協力ありがとうございます。
事前準備、段取りをしていただきました担当の皆様、お疲れ様でした。
住みやすい新川町への取り組みを自治会として活動をしております。
ご意見やご要望等ございましたらinfo@shinkawa-cho.comまたは班長さんまでお知らせ願います。